読売ジャイアンツの戸郷翔征投手の”ウルスライダー”と”なんじゃこらボール”とは?高校時代からすごかったの?戸郷翔征投手の高校時代から定評のあった”ウルスライダー”と”なんじゃこらボール”とについて調べてみました。
戸郷翔征の”ウルスライダー”と”なんじゃこらボール”とは?
戸郷翔征選手の投球の特徴は、スリークォーターから、最速154km/hのストレートを記録する大型サイドスローの投手です。
戸郷翔征
2試合1勝0敗 2.08 WHIP1.04
・右.200 左.214
・球種別被打率
ストレート.267 スライダー.200
カット.143 フォーク.000・ストレート空振率6.90%
・最高球速154㎞平均球速150.3㎞
・K%32.4%
トッププロスペクト選手の1人
高卒1年目から優勝決定戦、CS、日本シリーズに登板
何かもってる選手 pic.twitter.com/JMrMHZ1nst— Satoshi (@giantssaa) December 23, 2019
引用: https://kuku.lu/s33889a
荒らしい腕の振りから放たれたボールは、そのフォームの割にはしっかりとコントロールされ、まさに”打ちづらい投手”の典型的のようです。
変化球は、カーブ、スライダー、スプリット、チェンジアップ、カットボールと多彩です。
特にスラーダーは、高校時代から定評があり、母校の聖心ウルスラ学園の名にちなんで、”ウルスライダー”と呼ばれていたようです。
またカットボールについても、カットなのにシュートすることもある独自の変化に対し、宮崎県銘菓の”なんじゃこら大福”にちなんで「なんじゃこらボール」と名付けられていました。
いわゆる独自の変化球と切れのいいストレートで、ブレイクしそうな予感がします。
戸郷翔征、裏ローテの頭に抜擢!?
2020年(令和2年)のシーズンが約3か月遅れでスタートしました。
開幕3連戦の次の3連戦、いわゆる裏ローテと言われる頭に、なんと原監督は戸郷翔征投手を起用したのでした。
これまでの常識では、ピッチャー陣で2番目に信頼できるピッチャーが任される役割で、昨年まではこの“裏ローテ”の頭は山口俊投手でした。
その大事な役割をプロ2年目の戸郷選手に託す決断には原辰徳監督が描く、今年の巨人の投手編成の鍵が隠されていたのでした。
巨人の開幕ローテーションはオープニング投手に指名されたエース・菅野智之投手から復活を果たした左腕の田口麗斗投手と新戦力の助っ人外国人、エンジェル・サンチェス投手、昨年から先発実績のあるC.C.メルセデス投手、桜井俊貴投手がいて、そこに戸郷投手という布陣となっています。
その中で開幕をの菅野投手にし、2カード目の広島戦の頭には田口投手かサンチェス投手というのが順当なローテーションのはずでした。
ところがなぜか、高卒2年目の戸郷投手が、広島3連戦の頭を任されたのでした。
戸郷投手は、昨年のリーグ優勝を決めた終盤のDeNA戦が初先発というのだから経験としては十分とは言えませんでした。
しかも、開幕前の練習試合でも合格点とは言えない登板が続き、最終テストとなった9日のDeNA戦と16日のロッテ戦で結果を残し、滑り込みでローテション入りした投手なのでした。
それゆえに、潜在能力の高さと最後の2試合の登板での評価と、将来性を期待してのが決断だったのかもしれません。
戸郷翔征高校時代は?
戸郷翔征選手は、宮崎県延岡市の聖心ウルスラ学園高等学校の出身です。
ピッチャーとして1年生の秋からベンチ入りを果たし、2017年(平成29年)2年生の夏には第99回全国高等学校野球選手権大会に出場しています。
引用:https://kuku.lu/s33889c
1回戦では佐賀県代表の早稲田佐賀高校戦に登板し、スリークォーターから激しく動く快速球と、ベース手前で急激に曲がるスライダーを武器に打者を圧倒し、完投勝利で初戦突破を果たしています。
しかし、2回戦では福島代表の甲子園常連校・聖光学院高校に4対5で敗れています。
高校生最後となる3年生の夏では、宮崎大会の準々決勝で日章学園高校に敗れ、2年連続の夏の甲子園出場は果たせませんでした。
しかし同年8月に行われたU-18アジア選手権大会出場の野球日本代表との壮行試合で、宮崎県選抜の2番手として5回1/3を投げて、9奪三振を奪い注目されました。
当時の高校日本代表には、根尾昂選手(大阪桐蔭高校→中日)、藤原恭大選手(大阪桐蔭高校→ロッテ)、小園海斗選手(報徳学園高校→広島)等の甲子園のスター選手が名を連ねていたのですが、彼らにも負けない見事なピッチングを披露していたのでした。
戸郷翔征経歴は?
戸郷翔征選手が野球を始めたのは小学1年生からで、中学校までは軟式野球部に所属し、2年生から投手としてプレーするようになっていました。
高校は延岡市の聖心ウルスラ学園高等学校に進学し、2年生の夏には甲子園大会に出場し、2回戦で敗退しています。
しかし3年生の最後の夏は準々決勝で敗退し、2年連続の夏の甲子園出場はならなりませんでした。
同年8月に行われた”-18アジア選手権大会の日本代表との壮行試合で、宮崎県選抜として登板し、9個の三振を奪い一躍注目されました。
2018年(平成30年)10月25日のプロ野球ドラフト会議において、読売ジャイアンツからドラフト六巡目で指名され、契約金3,000万円、年俸500万円(金額は推定)背番号68で入団しています。
入団1年目の2019年(令和元年)は2軍戦で11試合に登板し、うち8試合で先発して4勝1敗、防御率3.00の成績を残し、シーズンの終盤となる同年9月21日には1軍初昇格を果たし、いきなりその日のDeNA戦でプロ初登板・初先発を果たしています。
高卒新人ピッチャーが、チームのリーグ優勝のかかった大一番で初登板という異例のデビューを果たしていたのでした。
期待される2年目は背番号を13へ変更し、先発ローテーションの一角として期待されています。
戸郷翔征プロフィール!
引用:https://kuku.lu/s3388a2
氏名 戸郷翔征(とごう しょうせい)
生年月日 2000年(平成12年)4月4日
星座 おひつじ座
身長 186㎝
体重 75㎏
出身地 宮崎県都城市
学歴 聖心ウルスラ学園
プロ入り 2018年(平成30年)ドラフト6位
所属 読売ジャイアンツ
ポジション ピッチャー
背番号 13
初出場 2019年(令和元年)9月21日
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戸郷翔征”ウルスライダー”と”なんじゃこらボールとは?高校時代からすごかった!《まとめ》
プロ2年目の戸郷翔征選手が、ローテンション入りしブレークを予感させる活躍をしています。
高校時代から定評があった”ウルスライダー”や”なんじゃこらボール”と威力を増したストレートが魅力ですよね!
今年どこまで勝母子を重ねるか非常に楽しみですね!
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