人生会議、厚生労働省ポスターが炎上!制作会社や広告代理店は?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
小藪千豊「人生会議」ポスター 芸能

厚生労働省が提唱する「人生会議PRポスター」が炎上後再炎上!制作会社や広告代理店がどこなのかにも話題が集中!厚生労働省の人生会議ポスターが炎上し、小藪千豊さんも沈痛な心境を語っています。また制作会社や広告代理店がどこなのかにも話題が集中しています。




 

人生会議ポスターが炎上したのはなぜ?厚生労働省の誤算!

 

厚生労働省が提唱している人生会議のPRポスターが炎上し、話題となっています。

 

厚生労働省による「人生会議」とは、人生の最終段階でどのような対応をしてもらうことを望むのか、家族ら大事な人たちと話し合っておくこととしています。

 

引用:https://kuku.lu/s323df4

 

今回炎上した人生会議のPRポスターは、芸人の小籔千豊さんが重篤な患者に扮してベッドに横たわり、鼻には酸素チューブが装着された状態で、心の声を明かしているというものです。

 

リアル感満載の小藪さんの写真に、自身の望みを伝えれなかった家族れへの想いを心の声として表しています。

 

まてまてまて。俺の人生ここで終わり?大事なこと何にも伝えてなかったわ。

それとおとん、俺が意識ないと思って隣のベッドの人にずっと喋りかけてたけど、全然笑ってないやん。

声は聞こえてるねん。はっず!

病院でおとんのすべった話聞くなら、家で嫁と子どもとゆっくりしときたかったわ。

ほんまええ加減にしいや。

あーあ、もっと早く言うといたら良かった!

こうなる前に、みんな「人生会議」しとこ。

 

そして、小籔さんの胸の上には、心電図モニターの波動が平らになったところが重ねられており、死の直前であることを表現しています。

 

これに対し、がん患者の遺族やがん患者支援団体などを中心に批判や抗議が続出していたのです。

 

ポスターでの小藪さんのリアル感ある写真や心の声は、当事者や患者の心情を配慮していないとし関係団体等やがん患者からの抗議文を受け、厚生労働省は各自治体に対する、人生会議のPRポスターの発送やホームページ上でのPR動画の掲載を中止を決定しました。

 

がん患者の支援団体は、このようなポスターが病院に貼られることを危惧しているようです。

 

確かに人生会議の啓蒙についてはむしろ良しとすべきですが、ポスターを貼る場所を考えることが重要だと思います。

 

確かに病院に今回のポスターが張られたら、患者や患者の家族の心境は穏やかなはずはありません。

 

厚生労働省によると「誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります」という前提条件で、「命の危険が迫った状態になると約70%の方が、これからの医療やケアなどについて自分で決めたり、人に伝えたりすることができなくなるといわれています」と問題提起をしています。

 

双方の言い分はわかりますが、ここに隔たりがあるのも事実です。

 

厚生労働省が今回1歩引いたのも、ここに点に注目したからではないでしょうか。

 

 

人生会議ポスター、契約価格4070万円で再び炎上!

 

人生会議PRポスターの炎上騒動を受けて、2019年(令和元年)11月28日、参院厚生労働委員会において田島麻衣子議員が加藤勝信厚労相に対し、「今回の抗議をどう受け止めているか」と質問しています。

 

それに対し加藤大臣は「患者団体や有識者の意見を聞くなど、丁寧な対応をしておけばよかった」と答弁していました。

 

さらに田島議員から「(人生会議ポスターに)公費はいくらかかっているのか」との質問に及ぶと、厚労省の局長が「吉本興業と4070万円の委託価格で契約した」と明らかにしたのでした。

 

この人生会議PRポスターの契約金額が4070万円だったと発覚したことに、再炎上となったわけでした。

 

 

人生会議とは?厚生労働省が提唱しているわけ!

 

「人生会議」してみませんか。

 

厚生労働省のホームぺージを見てみると、こういった文面が目に飛び込んできます。

 

そして「人生会議」について、「もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです」と解説しています。

 

「ゼロから始める人生会議”もしものとき”について話し合おう」と学習サイトも掲載し、人生会議を行う上でのポイントや話し合ってほしい内容等も掲載されています。

 

厚生労働省が人生会議を提唱している裏側には「延命の必要はない」を宣言していたにも関わらず、実際そのような状況になったときに、家族側から「ちょっと待った」がかかることが往々にしてあるようです。

 

医療現場でのそのような問題や、医療費の増大問題等もあり、厚生労働省としても動かざるを得ない背景が垣間見えるような気がします。

 

今回炎上はしてしましましたが、人生会議を行うメリットもあるはずです。

 

内容の本質にも目を向けていきたいですね。

 

 

人生会議ポスター起用の小藪千豊心境を語る!

 

今回問題となった人生会議のPRポスター!

 

引き受けていたのが小藪千豊さんですが、そのいきさつは「人生会議」の愛称発表会の選定委員に選出されています。

 

そのうえで自身のエピソードについて

 

「母親は50代で亡くなったが、その時に、『こんなに身近にいた人ともう二度と話せなくなるのか』とやるせない気持ちになったことを覚えています。もしこれから家族が亡くなるとしたら本人の希望通りに看取りたいし、その後のことについても意思を知っておきたいと思います。正月やお盆など、一年の節目で「人生会議」が出来たら良いのではないでしょうか。自分の希望について、事前に家族と話し合っておけば、自分のように、あの時聞いておけばよかったと後悔することも無くなるのではないかと思います。」

 

と披露していました。

 

引用:https://kuku.lu/s323df6

 

 

そんな中、小籔千豊さんが11月29日、MBSの情報番組「ミント!」に出演し沈痛な心境を語っていました。

 

小籔さんは「いろんな経緯があって話をいただいた。CMの動画とポスターを…」などと述べていました。

 

小藪さん自身も実の母親を亡くしたときに「あまり話せなかった」「親孝行できなかった」との後悔した経緯があり、「そういう思いをする人が1人でも減ったらいいなと思って、活動を偉そうにやらせてもらった」と引き受けた意図を述べていました。

 

そんな中今回の炎上問題に関し小籔さんは「死を連想させるからダメだとおっしゃってますけど、もっとリアルなドキュメントもテレビではあったり。もっとリアルなことを題材にした映画、本もたくさんあって。これが死を連想させるというご批判の中には、たぶん僕というあまり好かれていない、好感度のない、関西弁のたいして売れてない芸人がやったことへの批判もあると思うんです。なので、引き受けさせていただいたことが本当にあつかましかった」などと沈痛な面持ちで自己分析していました。

 




 

人生会議ポスターの制作会社や広告代理店は?

 

今回炎上した人生会議ポスターの制作会社や広告代理店はどこなのかと、話題にあがっているようです。

 

小藪千豊「人生会議」ポスター

引用:https://kuku.lu/s323df8

 

一部では、政府関連の事業をよく受注している「電通」が広告代理店ではないかとうわさもありますが、確定的な情報ではないようです。

 

現在のところ人生会議ポスターの制作会社や広告代理店は明らかになっていません。

 

吉本興業のグループ会社の中には、「株式会社よしもとセールスプロモーション」というPRやセールスプロモーションを手掛けてる会社が存在し同社のホームページには、味の素のメニューリーフレットの制作も行ったと掲載されていますので、もしかしたら吉本興業グループ内で、制作会社や広告代理店を担った可能性もあるかもしれません。

 

今後、人生会議ポスターの制作会社や広告代理店が明らかになる可能性もあり、まだまだ目が離せないようですね。

 

 

こんな記事も読まれています

 

 

 

人生会議、厚生労働省ポスターが炎上!制作会社や広告代理店は?《まとめ》

 

今回波紋を呼んだ厚生労働省の人生会議ポスター!

 

そのリアルさから当事者とのギャップから炎上してしましました。

 

そのうえ、制作会社や広告代理店探しにまで波紋が広がっています。

 

今後の動向も気になるところですが、静かに状況を見守りたいと思います。

 




コメント

タイトルとURLをコピーしました